仕事を辞めてから転職活動【決まってないけど退職は不利か】

仕事を辞めてから転職活動をするかどうかは悩ましいところですが、それぞれのメリットを知っておくと判断材料になります。

仕事を辞めてから転職活動した人は、転職経験者の3割未満です。多くの人が仕事を辞める前に転職先を見つけているようです。しかし、仕事を辞めてから転職活動する場合は、時間的にも精神的にもメリットがあります。

辞めてから転職したいと考えている場合に、すぐに行動に移せることは2つ。

  • スカウトサービスを始めておく:企業側からアプローチしてもらえる方法。早めに登録しておけば、経歴・スキルに合致した採用確度の高い企業を応募の候補に挙げていける。
  • 転職セミナーで正攻法を学んでおく:転職サイトが実施している。職務経歴書の書き方や採用担当者目線の面接対策などの知識は、転職活動を始めていくうえで効果的である。
働きながら転職活動【進め方・面接日程調整・入社日まで】

仕事を辞めてから転職する

順位 働きながら転職活動
した方がいい理由
辞めてから転職活動
した方がいい理由
1位 金銭面の安心感がある 転職活動に十分な時間を割ける
2位 精神的な余裕を持てる 採用されたらすぐ働ける
3位 キャリアにブランクが生じない 職場を離れてスッキリできる
4位 転職失敗時のリスクを回避できる 失業手当をもらえる
5位 モチベーションを保てる 転職活動以外に自由な時間を持てる
前の職場に迷惑がかからない

株式会社BizHitsによる調査結果

仕事を辞めてから転職するかどうかは悩ましいところです。どちらも一長一短。それぞれの1位を見ると、金銭的な心配と時間的な心配が対立しています。

仕事を続けながら転職する場合は、金銭的な心配が要らない反面、とくに面接を受けるための時間の確保が困難です。忙しい職場で働いている人にとって面接の時間を工面するのは、精神的にも苦しいでしょう。

仕事を辞めてから転職する場合は、時間的な心配が要らない反面、生活を維持するための金銭の問題が生じます。ある程度の貯蓄がある人でなければ、生活費を工面するのが精神的なプレッシャーになるでしょう。

もし、「今すぐにでも辞めたい」ほど就労環境が良くない職場で働いているなら、辞めてから転職するのが良いかもしれません。「辞めたい」ことが転職の動機になってしまうと、転職活動における志望動機にも「今の仕事を辞めたいから」という気持ちが少なからず入ってしまうでしょう。

辞めてから転職は不利か

  • 仕事を続けていればもらえたはずの給料が無いので、生活費が心配だった。
  • 辞めている期間が経歴のブランクになってしまった。
  • 失業手当をもらうことになると、ついダラダラと転職活動が長期化してしまいがち。
  • 仕事をしていないことの虚無感から、モチベーションを維持するのが大変だった。
  • 給与交渉で足元を見られることがある。

仕事を辞めてから転職するのは不利。というイメージが強いかもしれません。生活をどう維持するか。という収入面への心配が真っ先に思い浮びます。

私自身の経験では、辞めてから転職活動する羽目になることがほとんどでしたが、いつも貯蓄をすり減らしてきました。生活を維持できなくなる前に転職先を見つけなければ。という追い込みが転職成功につながっていたようにも感じます。

経歴にブランクが生じますが、それが不利になったと感じたことはありません。ただし、転職活動が長期化してブランクが長くなると、面接で「転職活動してなかったんですか?なぜ今まで決まらなかったんですか?」と聞かれることになるでしょう。

また、転職活動が長期化すると、不採用のダメージが蓄積してモチベーションを維持するのが大変でした。転職活動の方法を指導してくれるセミナーを受けて、早めに予備知識を入れておくのが長期化を避けるのには効果的です。

給与交渉は、仕事をしながらの方が有利に進められます。辞めている状態で給与交渉した場合、「働き口が無いとどうせ困るだろう」と足元を見られることがあります。

辞めてから転職のメリット

  • 時間があるので、応募書類作成や面接の時間を取りやすかった
  • 退職の問題をクリアしているので、スッキリした気分で転職活動できた。
  • 転職活動に行き詰まったときは、旅行などで気分転換しやすかった。
  • すぐに働ける状態にあるので、人員補充を急いでいる企業にはニーズがある。

辞めてから転職するメリットは、面接の時間を工面しやすいことに尽きると感じます。やはり、働いている中で面接を受けていくというのは、精神的にも厳しいものです。

私の経験では、働いている中で転職活動しても上手くいった試しがありませんでした。せっかく選考が進んで面接の連絡があっても、平日にしか面接できないと言われて断念したこともありました。

外回りの営業をしている人は時間を作りやすいかもしれません。テレワークの勤務がある人はオンラインで面接を受けることも可能でしょう。

「今すぐ辞めたい」ほどの職場は、辞めにくい職場でもあります。忙しすぎて辞めたいけど、人が足りないから辞めにくい。という相関性があるからです。辞めることを優先すれば、退職の問題を転職活動に持ち込まずに済みます。

転職前に退職する判断

  • 今すぐ辞めたいほどの気持ちかどうか
  • 面接を受けるための時間を工面できるかどうか
  • 最低3ヵ月間を耐える生活費があるかどうか
  • モチベーションを維持する自信があるかどうか

転職前に退職するかどうかの判断は、上に挙げた点を考慮すると良いでしょう。

「今すぐにでも辞めたい」ほどの職場であれば、辞めることを優先すべきです。辞めたい気持ちを抱えながら転職活動するのは精神的に厳しいものです。

面接を受けるための時間を工面できるなら、仕事を続けながら転職活動することは可能です。二次面接、最終面接までを考慮してスケジュール調整する必要があることを忘れずに。

私の場合は、仕事をしつつ面接を受けるというのができないタイプでした。面接のために休もうと思えば休めるのに、どうも罪悪感を感じてしまいます。
最低3ヵ月間を耐える生活費とは、失業手当との関係によるものです。自主的に退職すると、失業手当が最初に支給されるまで実質3ヵ月間かかります。その期間を耐えることができなければ、転職前に退職するのはやめておいた方が良いでしょう。
退職すると、生活のリズムが崩れがちです。自由時間が増えると、夜型の生活にシフトしてしまう人も多いと思います。転職前に退職する場合は、仕事をしているときと同じ生活リズムを保てる自信が必要です。
私の場合は、朝に出勤していく人々を見るのが嫌で、起きる時間が遅くなっていきました。みんな働いているのに、自分は何もしていないという現実を直視したくありませんでした。

退職後の転職活動のコツ

  1. 失業手当の給付申請をする。
  2. 給付条件となる「毎月2回の転職活動」を続けていく。
  3. 転職活動の方法を指導してくれるセミナーがあるので受講しておく。
  4. スカウトサービスに登録すれば、企業側からオファーしてもらえる。
  5. 転職サイトに登録すれば、サイト内のプロフィールを使って応募できる。
  6. 早々に転職できれば、失業手当の早期就職手当をもらえる。

退職してから転職活動する場合は、失業手当をもらいながら転職活動していくのが良いでしょう。失業手当は、毎月2回の転職活動を申告することで支給してもらえます。

転職活動の方法は、転職サイトが実施しているセミナーで学べます。転職活動に入る前に受けておくと効果的です。とくに転職したことが無い人は、職務経歴書の書き方や採用担当者目線の面接対策などのセミナーが役に立つはずです。

スカウトサービスを利用すると、プロフィール(職務経歴)を入力して置いておけば、企業側からアプローチしてもらえます。経歴・スキルが企業側と合致しているため転職成功の確度が高くなります。転職活動が格段に楽になるでしょう。

早々に転職が決まると、失業手当の未払い分を早期就職手当として受け取れます。早めに転職できれば、退職後に転職活動する場合の金銭的な心配は無用と言えます。

転職先が決まってないけど退職した

私は20代に6回の転職をしていますが、仕事を続けながら転職活動して成功した試しがありませんでした。いずれも、転職先が決まってないけど退職して、そのあとに転職活動をしてきました。

貯蓄をする習慣があるので、退職したあとの生活費が足りなくなることはありませんでした。でも、貯蓄がどんどん減っていく様子を見るとなんとも言えない焦燥感を覚えます。

最初に勤めた保険会社を辞めたときは、転職先が決まってないけど退職を優先しました。外回りの営業でしたが、ノルマが厳しくて転職活動をする余裕がありませんでした。時間的余裕というより精神的余裕がなかったと言えます。

このときの転職活動は6ヵ月間にもなりました。幸い実家に住んでいたので生活費に困ることはありませんでしたが、親に迷惑をかけていると思うと肩身が狭かったです。

辞めてから転職したい場合

辞めたから転職したい場合に、知識として入れておくと良いのが平均的な転職期間と転職活動の手段についてです。

転職活動の期間


厚生労働省令和2年転職者実態調査の概況

厚生労働省の調査結果では、辞めてから転職するまでにかかった期間を見ることができます。失業手当を申請した場合は早期就職手当をもらえることもあって、大半が2ヵ月以内に転職していることがわかります。

辞めてから転職したいと考えている人にとって、この調査結果は安心材料になるかもしれません。転職先が見つかったらすぐに働くことができるのも、辞めてから転職したい場合の大きなメリットです。

転職活動の手段

  • スカウトサービスを始めておく。
  • 転職セミナーで正攻法を学んでおく。

辞めてから転職したいと考えている場合に、すぐに行動に移せることがあります。いずれすぐに転職活動に入ることを想定すると、できる準備はしておいた方が転職期間を短縮できるでしょう。

スカウトサービスを利用すると、プロフィール(職務経歴)を仕上げて置いておけば企業側からアプローチしてもらえます。経歴やスキルを見た企業が「自社の求める人材だ」と確認したうえでスカウトしてくれるので、採用の確度が高い企業に応募していくことができます。どのくらいの企業からスカウトしてもらえるかを知ることは、転職活動に踏み切るきっかけにもなります。辞めてから転職したいと考えているなら、早めに登録すると転職活動を有利に進めることができます。

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まとめ

  • 仕事を辞めてから転職するかどうかは悩ましいところ。どちらも一長一短。金銭的な心配と時間的な心配が対立している。
  • 仕事を続けながら転職する場合は、金銭的な心配が要らない。仕事を辞めてから転職する場合は、時間的な心配が要らない。
  • 仕事を辞めてから転職するのは不利。というイメージが強いのは、生活をどう維持するかという収入面への心配からくるもの。
  • 「今すぐ辞めたい」ほどの職場は、辞めにくい職場でもある。忙しすぎて辞めたいけど、人が足りないから辞めにくい。という相関性がある。
  • 退職してから転職活動する場合は、失業手当をもらいながら転職活動していくのが良い。早々に転職が決まると、失業手当の未払い分を早期就職手当として受け取れる。早めに転職できれば、退職後に転職活動する場合の金銭的な心配は無用。
  • 転職先が見つかったらすぐに働くことができるのも、辞めてから転職したい場合の大きなメリット。
  • スカウトサービスを利用すると、プロフィール(職務経歴)を仕上げて置いておけば企業側からアプローチしてもらえる。経歴やスキルを見た企業が「自社の求める人材だ」と確認したうえでスカウトしてくれるので、採用の確度が高い企業に応募していくことができる。
  • 転職サイトが実施しているセミナーを受講することも、辞めてから転職したい人には効果的な方法。職務経歴書の書き方、志望動機や自己PRの考え方、採用担当者目線の面接対策などのセミナーを無料で受講できる。