転職の魔王様(第3話)から学ぶ「3年の区切りに転職を意識した人が持つべき心構え」

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第3話

とりあえず3年はもはや死語です

登場人物
来栖くるす
(成田凌)
転職の魔王様。転職エージェント『シェパードキャリア』の敏腕キャリアアドバイザー。左足が悪く、歩くときは杖をついている。
未谷ひつじたに千晴
(小芝風花)
新卒入社の職場でパワハラに遭い3年弱で退職した25歳の求職者。転職活動を始めたが一旦休止し、『シェパードキャリア』のキャリアアドバイザー見習いとして働くことになった。
落合洋子
(石田ゆり子)
未谷千晴の叔母で、『シェパードキャリア』の社長。転職活動を休止した千晴をキャリアアドバイザー見習いとして試用している。
ゲスト
笹川直哉
(渡邊圭祐)
新卒入社で営業職4年目。大学時代の体育会系のノリを発揮して調子よく働いてきたが、会社から評価されていないことに不満を感じて転職活動を始める。

転職の魔王様 第3話では、新卒入社後に3年が経過した営業職の転職活動の様子が描かれます。

笹川は、営業で接待役をつかわされるばかりで、上司から正当に評価されていないことに不満を感じています。

自分を評価してくれる会社で働きたいという思いから転職を決意たものの、営業職の3年間で何の強みもつちわれていないことに気が付いて転職を諦めようとします。

入社から3年を区切りに転職を意識した人が持つべき心構えがわかる内容となっています。

転職の魔王様 全11話の見どころ・キャスト相関図・主なロケ地

とりあえず3年の区切り

千晴:大手に勤務されているのに、どうして転職したいと考えたんですか?

笹川:それは、いまの仕事はやりがいもあるし、好きなんです。ただ…

来栖「とりあえず3年働こう」の3年が過ぎたから…って顔ですね。

入社して1~2年目は仕事に追われて過ごすものですが、3年目になると余裕もできて、ふと自分の働き方を見直す時間ができたりします。

この仕事は本当に自分に向いているのか?続けて行ったところで良いキャリアになるのか?

「とりあえず3年は働け」と言われる3年の区切り。言葉どおり3年間の勤務というのは一つの経歴として見てもらえるし、一度、転職を考えてみてもいい時期だったりします。

とりあえず3年は死語か

来栖:とりあえず3年はもはや死語です。
その間に積み上げた実績や、培った強みも何もなければ、時間を無駄にしたも同然です。

「とりあえず3年は働け」という言葉を言われり聞いたりしたことがあるでしょう。

3年の勤務は確かに経歴ですが、そこに実績とか何か強みとなるスキルがつちわれていることが重要です。

実績も強みもなければ、空っぽの経歴として見られてしまうでしょう。

入社した会社や部署で3年働いたところで何も培われないことが薄々わかった場合は、3年働く意味はありません。

「とりあえず3年」という言葉は死語だと思って、中身のある成長のある3年を実現できる環境に移るべきです。

営業職の特有の難しさ

営業職は企業の売上に貢献する重要な職種ですが、見えるようなスキルが育ちにくい側面もあります。

この記事を書いている私は、新卒入社した保険会社の営業職を2年経たずに辞めています。

理由は、自分が望むように成長できる環境ではないと感じたから。私の個人的な意見ですが、ITの時代なのにITスキルが身に付かないと感じていました。

笹川も同様に、3年間でやってきたのは接待、接待、接待。上司からも接待がお前の仕事だと言われています。成長を感じられず、ゆえに評価してもらえないという苦しみを抱えています。

営業職は、強みやスキルが培われにくい環境でもあります。

評価できる点が見えにくい

来栖:そもそもあなたは、ご自身のどこを評価してほしいんですか?
「不満」とおっしゃるからには、ご自身に何か評価すべき点があるんですよね?

笹川:この、明るく前向きな性格ですかね。

「明るく前向きな性格」というのは営業職にぴったりの素質でしょう。

しかし、自分を評価できるポイントが「明るく前向きな性格」というのはまるで学生のようで、社会人としていかがなもの。

転職では、自分の評価ポイントを実績やスキルで説明できなければなりません。

営業職では接客態度や営業トークのスキルが培われますが、転職活動においてこれを他人に評価してもらうのは難しいでしょう。

嫌な上司に我慢しないで

笹川本当は嫌な上司から逃げ出したかっただけなんです、自分を認めてくれない上司から。
だから転職相談に。
でも俺、はっきりわかったんです。
俺は、人を大事にする、尊敬できる上司のもとで働きたい。

笹川の上司は、立場を利用して部下に冷たくあたるタイプです。笹川を接待要員としてだけ見ており、正当に評価するつもりもありません。

こういう上司のもとで働いていても、やりたい仕事ができるチャンスもなく、成長も昇進も望めないでしょう。

転職の動機というのは当然わがままで良く、人の言うことや視線を気にする必要はありません。

こんな上司と付き合っていたら人生の時間のムダだ。

こう判断できたなら、転職に行動を移してよいのです。

合わない仕事は人を殺す

来栖:合わない仕事は人を殺しますから。
合わない仕事は自分の心を殺し、他の誰かを殺すこともある。

キャリアアドバイザーの来栖は、求職者に対して、ときに冷徹でありながら核心を突いた言葉をぶつけることがあります。

「合わない仕事は人を殺す」という言葉は、本気で求職者を想う来栖の信念のようです。

この言葉の真意は、第5話で明かされます。

私は思うことがあります。

世の中のどれくらいの人が、やりたい仕事をやれているんだろうか?

世の中の仕事と人のマッチング率というのは、かなり低いのではないかと感じています。

仕事が自分に合っていないと感じたときに、もっと気軽に転職を選べる社会であることを望みます。

日本では転職歴がマイナスに見られる傾向があります。転職が経験豊富というプラス側に評価される社会になればいいなと思います。