転職の魔王様(第2話)から学ぶ「正社員への転職で大切にしたい考え方と心構え」

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第2話

あなたの本当の幸せはなんですか?

登場人物
来栖くるす
(成田凌)
転職の魔王様。転職エージェント『シェパードキャリア』の敏腕キャリアアドバイザー。左足が悪く、歩くときは杖をついている。
未谷ひつじたに千晴
(小芝風花)
新卒入社の職場でパワハラに遭い3年弱で退職した25歳の求職者。転職活動を始めたが一旦休止し、『シェパードキャリア』のキャリアアドバイザー見習いとして働くことになった。
落合洋子
(石田ゆり子)
未谷千晴の叔母で、『シェパードキャリア』の社長。転職活動を休止した千晴をキャリアアドバイザー見習いとして試用している。
宇佐美由香
(早見あかり)
大学を卒業してから10年間、派遣社員として勤務。契約期間終了の機会に『シェパードキャリア』で転職活動を始める。

転職の魔王様 第2話では、新卒から10年間続けた派遣社員から、正社員を希望する転職活動の様子が描かれます。

宇佐美は、派遣社員の経歴に自信を持てず、転職先が見つかりやすいようにと希望条件を低く設定して内定を得ますが、ここで迷いが生じます。

結局、内定を辞退して、妥協せずに転職先を探し直す決意をします。やりたいと思える仕事ができる会社、給料をもっともらえる会社を目指すことが自分が望む幸せであることに気付きます。

派遣社員はもとより、パート、アルバイトなど「非正規雇用」と言われる働き方から正社員への転職で大切にしたい考え方と心構えがわかる内容です。

転職の魔王様 全11話の見どころ・キャスト相関図・主なロケ地

派遣から正社員転職の実際

来栖:年収も今までどおりの300万円で構わないと?

宇佐美:年収アップを狙ったら、転職が難しくなりませんか?

来栖:当然、難しくなります。
何か強みになる資格や経験、スキルなどがあれば交渉する材料になりますが。

宇佐美:じゃあ、年収は今のままでいいです。

派遣社員の経歴しかない宇佐美は、転職の希望条件を低く設定して、とにかく早く就職することにこだわっています。妥協しているわけです。

『シェパードキャリア』での面談中、宇佐美が提出した転職希望の内容を見て、来栖は転職の現実を突き付けます。

  • 未経験業界への転職限界年齢は25歳。
  • 女性の転職限界年齢は30歳(と言う人もいる)。
  • 年収アップを狙うと、転職は当然難しくなる。

宇佐美の場合は、年齢が32歳で転職限界年齢を超えており、強みになる資格やスキルも特にないという二重苦を抱えています。

資格やスキルなどがあれば交渉する材料になる

経験で強みになるものがあれば良いですが、なかなか派遣社員での経験や経歴を評価してもらうというのは難しいでしょう。実績として評価されにくく、正当に伝わりにくいのです。

そこで、強みとして効いてくるのが資格やスキルです。

派遣社員として働きながら、転職を見据えて資格を取ったり、スキルを身に付けたりしておくと転職の際にアピールできる材料になります。

転職エージェントを使う際の心得

企業にも本音があり、求職者にも本音があります。

企業の本音は、転職エージェントの営業が掴んでいることがあり、その情報はキャリアアドバイザーにも伝わっています。求人票には書けないけど、実は年齢制限を設けていたりします。

求職者は、転職エージェントを利用するときに自分の本音を隠さずにキャリアアドバイザーに伝えておくことが大切です。希望する条件の企業とマッチングしやすくなります。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求職者の本音を聞いた上で、企業の本音の求人条件と照らし合わせてマッチングします。

求人企業の本音:裏スペック

来栖裏スペックというものを知っていますか?

千晴:はい。「年齢や性別による制限」といった法律で求人票に乗せてはいけない…とされている条件を、営業がヒアリングで入手している場合がある。それが裏スペックです。

来栖:それは未経験者でもよほどいい人がいれば応募してほしいということです。

求人票に「未経験者可」という文言が書かれていることはよくあります。しかし、企業の本音は当然、できれば経験者が欲しい、即戦力が欲しい…ところにあることは知っておくべきです。

そのため、「未経験者なら25歳までにしてほしい。それを条件に未経験者可ということで。」というような、内密の条件が付けられることがあります。

表向きでは分からない内密の条件が、裏スペックです。企業の本音です。転職エージェントを利用していると、キャリアアドバイザーから教えてもらえることがあります。

求職者の本音:自分の幸せ

来栖:転職エージェントを上手く使うには、何をもって自分の幸せとするかを明確にしなければいけない。
求職者にも分からない本音を見出すのが、キャリアアドバイザーの仕事です。

転職エージェントは、確かに仕事を紹介してくれるところです。すべて委ねるから良い求人を出してきてほしい。という気持ちになるかもしれません。

でも、最終的に選ぶのは自分。決めるのは自分。

何が自分の幸せなのかは、転職エージェントを利用する以前に、自分の中で明確に持っておかなければならないことなのです。

何をもって自分の幸せとするかを明確に持っていれば、求人票の条件が自分の希望と合っているかどうかを判断できるようになります。

  • 今よりもっと給与が上がれば幸せ。
  • 自分の仕事ぶりなら年収何百万円くらいもらえれば幸せ。
  • やりたい仕事を任せてもらえるのが一番幸せ。

その転職活動は、何の幸せを手に入れるための活動なのか。求職者の本音です。

具体的に明確に言えれば、転職エージェントを有効に利用することができるでしょう。

派遣から抜け出せない理由

宇佐美:私、新卒で内定もらえなくて。
不景気だし、すごい能力を持った人間じゃないし、選り好みしてる場合じゃないと思いました。
働いてお金がもらえればそれで十分だと思って、派遣に登録しました。
もう若くもないし、何か特別なことができるわけでもない。
このままじゃ一生、人並の幸せには手が届きません。どうすればいいですか?

私も経験がありますが、いったん派遣社員として働くと派遣から抜け出すのが難しくなってしまいます。

その理由は、

  • 派遣期間が経歴として評価されにくい。
  • 派遣の経験が実績として評価されにくい。

ところにあります。

こうなると、転職活動においてもアピールポイントがないため、正社員経験がある他の求職者に負けてしまうことになります。

転職活動がうまく行かなくて、そのうちまた派遣労働を始めてしまうというループにはまってしまうのです。

これは派遣の沼とも言えるでしょう。

正社員を目指すなら早めに動くこと

派遣社員から正社員を目指すなら、そう思ったときに動くのが最良です。

派遣として長く働けば働くほど、実績にならない経歴期間が伸びていくからです。

転職では、派遣の経歴しかない自分という人間が、他人にはどう見えているのか?を知る必要があります。

この視点は、面接官が自分をどう見るのか?という視点と同じです。

転職エージェントを利用するのが良い方法です。

  • 多くの求職者を見てきたキャリアアドバイザーならではの、的確なアドバイスを受けられる。
  • 提案された求人から、自分の市場価値を知ることができる。

自分の市場価値とは、そもそも必要としてくれる会社はあるのか?給与はどのくらいか?といったところで判断できます。