失業認定日ハロワに行き忘れた【言い訳は「間違えた」でOK】

「認定日、昨日だった!どうすればいいのかな。」

「なんて言い訳すればいいんだろう。」

失業保険の認定日に、うっかりハローワークに行き忘れた場合でも言い訳をする必要はありません。気付いた時点で、急いでハローワークに連絡して「認定日を間違えた」ことを伝えると対処方法を指示してくれます。

覚悟しておかなければならないのは、原則的には今回は不認定になるということです。ただし、優しいハローワークの場合は、後日に代わりの失業認定日を指定してくれることがあります。(厳しいハローワークの場合は、今回の認定日は不認定です。)

求職活動実績2回分をおこなうことができなくて、認定日にハローワークに行きたくないという人もいるかもしれません。もし認定日まで時間があるなら、転職サイトで求人に応募する方法などで、急いで求職活動実績を作ると良いでしょう。認定日まで時間的余裕があるなら転職サイトでセミナーを受講する方法でも実績として申告できます。
失業認定日は何をする?何を聞かれる?【持ち物と所要時間】

失業認定日に行き忘れたら

  • 今回は不認定になることを覚悟する。
  • 気付いた時点ですぐにハローワークに連絡する。
  • 「うっかりしていた」と平身低頭で謝ること。
  • ハローワークから怒られることはない。むしろ心配される。

失業認定日にハローワークに行き忘れたら、気付いた時点ですぐにハローワークに連絡するのが望ましいです。「あれ?認定日、昨日だったかも!」と気付いた時点で、すぐに連絡します。

このとき、ハローワークの人が何と言おうと、こちらは平身低頭で謝るのが大人の姿勢です。非はこちらにあります。「うっかりしてすみませんでした。」という誠実な態度であれば、ハローワークが「近日中に失業認定に来れますか?」と言ってくれるかもしれません。

気付いたのが認定日の当日や翌日なら、「すぐ来れるか」と聞かれることがあります。これには「いますぐ行きます!」と答えてハローワークに行くのが最善です。
認定日を忘れていたことについて、ハローワークから怒られることはありません。原則的には、認定日にハローワークに行かないと不認定になって今回分の支給が次回に繰り越されるため、ハローワーク側はこちらの生活のことを心配してくれます。

認定日忘れの言い訳は無用

  • 認定日を忘れても言い訳する必要はない。「間違えた」で大丈夫。
  • 急いでハローワークに連絡して「認定日を間違えた」ことを伝える。
  • ハローワークが対処方法を指示してくれる。

失業保険の認定日を忘れた場合でも、言い訳をする必要はありません。「うっかり、認定日を間違えてしまいました。すみません。」で大丈夫です。

下手に言い訳をすると、「その証明を出せ」と言われたときに逆にめんどうなことになります。さらに、その言い訳が見破られてしまうと、信用されなくなってしまうでしょう。

気を付けていても「うっかり忘れる」ということは誰にでもあること。忘れてしまったことをそんなに気にする必要はなく、素直に「忘れていました」と謝るのがもっとも楽な方法です。

失業中は曜日の感覚がなくなるものです。私も一度、認定日の当日に指定時間を過ぎてから気付いたことがあります。すぐにハローワークに連絡して、「午後から来てください」と対処してもらえました。

失業認定日を間違えたら

  • 原則的には、今回は不認定となる。
  • ハローワークに行って、次の認定対象期間を設定してもらう。

失業認定日を間違えたら、今回は不認定として処理されます。つまり、失業手当の支給はスキップされます。ただし、優しいハローワークなら今回分の支給をなんとか対処してくれるかもしれません。

間違えた場合でも、早めにハローワークに行く必要があります。ハローワークに行くまでの期間は認定対象期間になっていないため、その分の支給額が次回減額されることがあります。

ハローワークに行くと、次の失業認定日(さらに4週間後)を再設定してくれます。その日までに求職活動実績を2回おこなって申告すれば、失業手当の支給が再開されます。

認定日を間違えたとしても、後日にハローワークに行ったときに認定日までにおこなった求職活動実績を申告することになります。失業手当を支給してもらうために、求人に応募する方法や、セミナーを受講する方法で求職活動をおこなっておく必要があります。

初回認定日を忘れたら

初回認定日は、退職理由にかかわらず雇用保険受給資格決定日の約1ヶ月後にあります。通常はこの初回認定日にハローワークに行って、次回の認定日とその認定対象期間を設定してもらいます。

初回認定日にハローワークに行くのを忘れたら、次回の認定日とその認定対象期間が設定されていない状態になります。初回認定日に忘れたことに気づいたらすぐにハローワークに連絡して、対処方法を指示してもらった方が良いでしょう。

とくに自己都合で退職した人は給付制限があります。初回認定日を忘れたことによって給付制限そのものが延長してしまったり、初回の支給が大幅に遅れたりする可能性もあります。

求職活動するのを忘れた

認定日なのに求職活動するのを忘れた場合、ハローワークに行く直前までは何とかして求職活動することができます。転職サイトを利用した求職活動なら、ハローワークに行く時間がない人でも手っ取り早く求職活動実績にできます。

転職サイトで求人に応募する方法なら、1社への応募が1回分の実績になります。2社に応募すれば一気に2回分の実績も可能です。失業認定申告書の3-(2)応募欄に社名を記入して申告できます。

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転職サイトでセミナーを受講する方法なら、1回のセミナー受講が1回分の実績になります。申込みから最短即日~数日のうちに受講できるため、認定日まで時間的余裕がある人なら使える方法です。失業認定申告書の3-(1)(イ)にセミナー名を記入して申告できます。

セミナーなら、応募や面談する必要がないため気楽です。

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まとめ

  • 失業認定日にハローワークに行き忘れたら、気付いた時点ですぐにハローワークに連絡する。
  • ハローワークの人が何と言おうと、こちらは平身低頭で謝るのが大人の姿勢。非はこちらにある。
  • 失業保険の認定日を忘れた場合でも、言い訳をする必要はない。「うっかり、認定日を間違えてしまいました。すみません。」で大丈夫。
  • 失業認定日を間違えたら、今回は不認定として処理される。つまり、失業手当の支給はスキップされる。
  • 初回認定日にハローワークに行くのを忘れたら、次回の認定日とその認定対象期間が設定されていない状態になる。
  • 求人に直接応募する方法:ハローワークに行く直前まで応募は可能。失業認定申告書に当日の日付を書かないように注意!
  • セミナーを受講する方法:前日までならセミナーを受講できる。転職サイトによっては随時開催のセミナーもある。